火曜日。
今日は、仕事を早めに終わらせて、国立競技場にヴィッセル神戸とバルセロナの試合を見に行った。
愛するマリノスの試合ではないのだが、先日ヴィッセル神戸からの退団を発表したイニエスタが見られる試合で、しかも相手がリーガを制覇したイニエスタの古巣バルセロナという事でチケットを取った。
イニエスタといえば、新婚旅行でカンプノウのスタジアムツアーに参加した時に選手と合成写真を撮れるコーナーでイニエスタをリクエストしたら、現地の係員にメッシじゃないの!?と驚かれたりしたのを思い出す。昔からイニエスタのファンなのだ。そんなイニエスタがヴィッセル神戸に加入する時は嬉しいやら、雲の上の存在のままでいて欲しかったような複雑な心境だった。それから5年経ち、ついにお別れの時だ。
海外の有名クラブとの試合のときは、普段Jリーグを見ない層が大勢スタジアムに押し寄せ、スタジアムこ民度が一気に下がる。特にバルセロナ側だとその傾向が顕著になると思い、ヴィッセル神戸側のチケットを取った。
そしてヴィッセル神戸側の待機列に並ぶと、バルセロナのユニフォームを着た人がたくさん。そういう層には、どちら側の応援チケットとかお構い無しなのだった。極め付けは、パリサンジェルマンのメッシのユニフォームを着ている人をいた。もはや意味がわからない。
試合は雨の降る中の試合だった。前半早々にバルセロナが2点リードして、あとは流すような雰囲気だった。
そんな中でもイニエスタは圧巻のプレーを披露。この日、ピッチに立った選手の中でも、一番上手いのではないかと思わせるほど。そんな選手を日本で見られていたのは幸せだったのだなと思う。
後半は、バルセロナの絶賛売り出し中のガビを見ることができた。
ヴィッセル神戸はバルセロナ相手にイニエスタとサンペールが存在感を見せつけていたが、他は見どころがあまり無かった。
試合後のセレモニーでは、イニエスタと現在バルセロナの監督のシャビとの熱いシーン見られて、いい時間だった。
日本でプレーしてくれてありがとうイニエスタ。