先日、この本を見つけ、iPodが大好きなので、さっそく買って読んでみました。
スティーブ・ジョブズというカリスマ経営者の話や、アップル社の経営方針、アップル製品のデザインへのこだわり等が書かれている本ですが、一番興味を引かれたのは下記。
ジョブズは、社内の命令系統を無視して直接担当者に働きかけるというやり方で、社内の隅々にまで自分の意思を行き渡らせていった。彼は数百人に上る主要スタッフの役割をすべて把握しており、その1人1人と最後に交わした会話や電子メールの内容を覚えている。したがって、進行中のプロジェクトに関して、常に適切な質問を投げかけることができ、部下もそれに対していつでも適切な答えを返せる準備をしておく必要がある。このことが、重役を含めた社員全員に緊張感をもたらし、迅速に成果を上げていくための土壌を生み出した。
もともと、iPod目当てで買ったのですが、それよりもジョブズのマネジメント力に興味津津。
こんな上司いいですよね。
うちの上司なんて、同じことを何回も聞いてくるし、質問の内容もなんかずれてるし。。。
しかも、ジョブズは数百人のスタッフのことをしっかり把握している。うちの上司は数人の部下さえも把握できない。。。
ドンマイ。うちの上司。
iPodをつくった男 スティーブ・ジョブズの現場介入型ビジネス (アスキー新書 048)
- 作者: 大谷和利
- 出版社/メーカー: アスキー
- 発売日: 2008/01/10
- メディア: 新書
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