OMOIDE IN MY HEAD

日々の思い出、雑感をつらつらと。最近はぶっちゃけちゃって全部書いてます。

電話番とドメスティック大企業とWEBマーケティングと。(20220127)

自分の所属している部署は、コロナ初期から在宅勤務がOKになり、むしろ在宅勤務推奨でそれ以来、私はほぼ在宅勤務を続けているが、最近のオミクロン騒動で、全社的に会社への出社自体がNGとなった。

そのため、部署の固定電話の電話番をボイスワープのような機能を使って各自の社用携帯に転送して、持ち回りで実施しているのだが、その順番が回って来た。

業務の電話自体は、ほとんどが各自の社用携帯に直接かかってくるようになり、固定電話が鳴るケースは減っている。なので電話番の負担感はそれほど大きくない。

かつては変な時間に電話がかかってきたら嫌だなと思ってお客さんに自分の社用携帯の番号を伝えるのがイヤだったりした時期が懐かしい。名刺交換をして、たまに相手の名刺に社用携帯の番号が記載されていると、ブラック企業なのかなと思いを巡らせていたのも懐かしい。

コロナを経て今や、お互いの社用携帯同士でやり取りする事が普通になってきていると思う。その方が圧倒的にスムーズだし、相手も人間。変な時間に電話はかかってこない。稀にかかってくる時もあるけど、その時は相手は人間じゃないと思えば良い。

今日は2件、部署の固定電話の着信があった。

1件目は、取引先である、よく名前を聞くドメスティックな大企業からの着信だった。この会社は、こちら側が社用携帯の番号を伝えても必ず部署の固定電話宛にかけてくる。在宅勤務だから、次から社用携帯に掛けてくださいと言っても、固定電話にかけてくる。「○○様にお取次願えますでしょうか?」と言いたいだけとしか思えない。そして、話している向こうの背景に同じような電話のベル音、会話の声が漏れ聞こえてくる。このご時世でも全員出社を貫いているのだろう。古い会社は大変だなと思った。

余談ではあるが、この会社からの添付ファイル付きのメールは、必ずパスワードが後から自動送信されてくる。いわゆるPPAPというやつだ。セキュリティ的に全く無意味でむしろセキュリティリスクが増大すると言われているやつだ。未だにやってる会社があるのかと懐かしさを覚えつつ、受け取った側が虚無の表情でパスワードをコピペしてzipファイルを開く茶番劇が繰り広げられる。

2件目の電話は、Webマーケティングの会社からの売り込みの電話だった。自社WEBサイトへの集客を最大40%増加させる事ができるらしい。そんなに圧倒的で効果的なソリューションをなぜ電話で売り込んでいるのか不思議に思った。

その会社のWebサイトへのアクセス履歴から見込み客としてリストアップされて電話をかけてきているのかと思って聞いたら、そうではなく社名+電話番号でGoogle検索してかけているとのことだった。

現代の寓話というやつだ。必要な場合、担当から折り返すので、折り返し先の電話番号を教えて欲しいと伝えると、大抵の場合ここで引き下がるのだが、今日は担当者の名前を教えて欲しいとか、ご挨拶だけでもとか、在宅勤務だと言ってるのにいつなら出社してるのかと聞いてきて引き下がらなかった。

すぐに引き下がってくれる場合は、一応担当者に電話があった旨、社名と連絡先を伝えて、その本人が時間のある時に社名を検索したりして興味持って必要そうであれば本当に連絡をしたりするだろうが、今日の場合は本当にめんどくさくて、担当に伝えもせず、着信拒否リストに加えた。

テレアポする側の人は、変に粘ったりしない方がいいと思う。あっさりしてると逆にそそられる。

たまに固定電話の着信を受けてみると面白い事があるなと思った。

それはそうと、松屋の豚汁が大変に美味しかった。